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vol.14 造作工事。

わが家の新築工事もいよいよ造作工事の段階になりました。

わが家を担当する大工さんは、実は同じ町内に住み、親同士も知り合い、そして子ども同士も小学校の同級生。だからもともと顔馴染みで、ご近所付き合いをしていました。その大工さんは先代からずっと地元の材料を使った丁寧な仕事ぶりが評判でした。造作工事になると、いよいよ大工さんの腕の見せ所です。今回は大工さんの工事の中からいくつか私のお気に入りをご紹介します。

玄関

玄関

まず、一番のお気に入りは、玄関。以前もお話した通り、わが家の玄関に入ると、正面と、向かって左側(西側)に大きなテラス窓が取り付けられているため、視線が窓の先へ伸びて、庭や外の様子を伺うことができます。

その玄関に入ってすぐ、今度は右側に大きなフィックス窓を設けました。これによりとても明るい玄関となっています。わが家は8人家族ですので下駄箱は必然的に大きくなり、玄関が大きな箱に圧迫されてしまいかねないのですが、このような大きな窓があることで、明るく、そして外に開いた素敵な玄関が実現しました。

実は、工事中、当初予定していた既製品の窓が寸法ミスで入らず、大工さんが材料を選んで現場で作ってくれました。結果はご覧の通りです。

寝室

寝室

次に、寝室です。天井に白い板を取り付けました。これは秋山先生の設計したフォルクスAの建物写真の中から見つけたアイデアです。その写真と同じように、フォルクスAの天井の梁に真っ白な板を大工さんに付けてもらいました。

これ、何かに似ていると思いませんか。NHKのキャラクターに似ているでしょう?ついでにエアコンの穴を開け、照明器具を付けたらこのような顔になってしまいました。

ちなみにこの板を付ける時は、私も含めて大人4人で板を下から支え、その隙に大工さんがビス止めするという大工事でした。

当初から私も積極的に現場でのお手伝いを買って出たため、大工さんもだんだんと手伝いを任せてくれるようになりました。ある時、基礎に這いつくばって掃除をしていたら、打ち合せに来た電気屋さんが私をどこかの左官屋さんと間違えて「すいません、お施主さんの“とくぞうさん”は?」と聞かれたことがありました。さすがの電気屋さんも、私が施主と聞いて相当ビックリしていました。とても楽しい思い出です。

階段収納

さて、次は階段の収納です。総2階の階段から平屋のロフトに通じる「戸」です。屋根の形状に合わせて穴を開けてくれました。今となっては別に斜めでなくてもよかったなあと思っています。ちなみに 、湿気の具合で戸の開き加減が毎日違うのです。自然素材である証拠ですね。

閉じた状態開いた状態

洗面所

最後は洗面所です。ここは両親が使う予定です。大工さんの丁寧な仕事の賜物です。洗面台は木ですから、当然水がかかると傷みます。だから定期的にワックスを塗るようにしています。ちなみに外から丸見えなので、家内が市販のステッカータイプの窓用クロスを買ってきて、自分で貼ってしまいました。なかなかのデキです。

洗面所

こうやって大工さんたちのお手伝いをしながら、自分たちもできる範囲で家づくりに関わってきました。とてもいい思い出となりそうです。

2006年10月25日掲載

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