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ドキュメント「現在進行形」 > かっこま亭【初めての方へ】 ひまわり会では、OMソーラーの家の住まい手とこれから建てようという人が、家づくりや暮らしについて情報交換できます。サイトのご利用には会員登録が必要ですが、この「かっこま
亭」レポートをはじめ、どなたでもご覧いただけるページがございます( かっこま亭OMソーラーの暖房性能 〜山梨県八ヶ岳山麓での3年間の記録〜東京でのサラリーマン時代に、少し冷涼な山麓の静かな林のなかで過ごす夢を漠然と持ち、山梨県八ヶ岳山麓に土地を求めた。長らく夢のままであったが退職を機に山荘づくりが始まった。偶々知ったOMソーラーと工務店、家の見学や相談をする内にこの線で行こうという気持ちになるのに時間を要さなかったが、漠然とした夢を現実の計画にまとめるのは長い道程であった。 2年間の計画の試行錯誤と設計、半年の建設期間を経て2004年の年末に山荘は完成した。OMソーラーは人のいる時もいない時も日差しさえあれば家を暖める、いつも換気されて屋内爽やか、留守をする時も水道の水抜きをしなくてよい、戻った時は家の中がほのかに暖かい、等などOMソーラーの効果は期待通りだった。 本文は3年間の山荘の暖房性能の記録です。 1.環境
山荘は八ヶ岳南麓の標高1,050mの赤松、落葉松、雑木などの林が斑になった地にあり、緩い南傾斜になっている。山荘の周囲は雑木林である。南西に南アルプスの北岳や甲斐駒ケ岳、南東に富士山、北に八ヶ岳が位置するが林の中なのでそれらの眺望は大きな期待ができないものの、生活の中で南アルプスの山々を見ることへの強い願望が建物の計画の大きな要素となった。 当地の気候は、冬は寒冷で-10℃を下る日もあるが雪は少なく、夏は高原の爽やかな涼しさの日が多い。 八ヶ岳が屏風のように雪雲を遮り冬は関東平野と同じように冬晴れが多い。 【写真】山荘は緩い南傾斜にあり、周囲は雑木林である。 下グラフは建物に設置された外気温センサーにより測定された日々の最高/最低気温の毎月の平均値を示している。大泉には気象庁の気象観測点が有り公開されているアメダスデータも重ねている。気象観測点は標高867mと200m程低い地点にあるのでその分温度が1〜2℃高い値となっているが、変化の傾向はよく一致している。詳しく見ると夏の最高気温の差が大きいが、山荘周辺の雑木林の葉が茂り太陽光を遮るため地表温度の上昇が緩和されるのが原因ではないかと推測している。 自然の緑の恵みであろうか。 OMソーラーの運転時(暖気取入れまたは排気のためにファンが稼動している時)には、屋根が受ける太陽熱量が日々集計される。グラフに一日当りの熱量の月平均値を示しているが、その年の天候に大きな影響を受ける事がわかる。OMソーラーの暖房能力を直接左右するものであり、冬期の値に関心が向くが春から夏にかけてのピーク値の半分程度となる。それでも家庭用石油ヒーター(〜2.5kW)2台分の熱量を取り入れるのに相当し貴重なエネルギー源であり、これも自然の恵みである。
★事務局より 屋根熱量につきましては、全体としては冬期よりも夏季の方が上がりますが、毎年6〜7月にかけては下がっています。これは、梅雨の影響によるものと思われます。 2.建物の概要冒頭述べたように日常生活の中で南アルプスを見たい一心で、ダイニング、キッチン等の活動空間を2階に、寝室、洗面浴室等のプライベート空間を1階に配置した。 戸外と2階の行き来の心理的なバリアを低めるために、玄関は土地の傾斜を利用して中2階になっている。暖房設備はOMソーラーを主暖房とし、灯油給湯ボイラーを熱源とする温水暖房と薪ストーブを補助暖房としている。 以下に建物と暖房設備の概要を示す。
【写真左】敷地の傾斜を利用して玄関は中2階にある。石積みの上が玄関へのアプローチ。【写真右】中2階の玄関ホールから階段を上がるとダイニングキッチンなどの活動空間、下がると書斎寝室浴室等のプライベート空間。
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