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Voice to Voice > Voiceナビ:お湯採りお湯採り掲載:2005年4月22日
お湯採りの季節がやってきました。OMソーラーでは、 屋根面で集めた熱い空気でお湯を採ります。しくみとしては、まず、熱い空気がハンドリングボックス内のお湯採りコイルの中を循環する不凍液を温め、次に、温まった不凍液が給湯タンク内の熱交換器の中を流れ、お湯をつくります。地域や条件差にもよりますが、春から秋にかけて約300Lのお湯が採れます。 お湯採りは、「何度くらいのお湯が採れるの?」「メンテナンスはどうすればいいの?」「電気温水器との連動はできないの?」など、会員さんにとって非常に関心が高いテーマです。 今回は、お湯採りについて寄せられた会員のみなさんの声とともに、お湯が採れるしくみや貯湯槽の温まり方をご紹介します。 お湯採りについてお湯採りのしくみ貯湯槽に内蔵されるお湯採りポンプは、(1)OM制御盤からお湯採り信号が出るのと同時に(2)貯湯槽の差温条件がそろうと、運転されます。 (1)お湯採りの信号について OM制御盤は、集熱プラスα(設定室温を満たすなど)の条件がそろうと、お湯採りを表示し、貯湯槽へお湯採り信号を送ります。プラスαの条件は、3種の制御盤によって異なります。 制御盤のお湯採り表示は、DOM型・自立運転型はランプで表示され、T型には、ランプで表示されるものと「チョトウ」と画面表示されるものがあります。 (2)貯湯槽の差温条件について 貯湯槽には一般に、差温サーモが内蔵されています。低温センサは貯湯槽の熱交換コイルの少し上に、高温センサは集熱温度を感知するように取り付けられています(【図1】参照)。 OM貯湯槽では、高温センサと低温センサの温度差が7℃以上でポンプが循環運転し、温度差4℃以下になると止まります(※)。 ※DC貯湯槽の場合は、太陽電池出力によって無段階に回転制御されるモーターを使用しているため、差温サーモが付いておらず、日射の強度によって自動的にポンプの循環水量が変わります。このことによって日射量が減ったときは、太陽電池の出力によってポンプの流量が自然に制御され、循環水量を減らして効率の良いお湯採り運転を行います。 貯湯槽の温まり方図は、貯湯槽の温まり方を簡単に表したものです。お湯採り運転が始まると、ハンドリングのお湯採りコイルから加温された熱媒が流れてきて、貯湯槽の熱交換コイルを通過することでタンク内の水を加温していきます。 採れる湯量は、地域によって異なりますが、春から秋にかけて30〜50℃くらいのお湯が、1日に約300L。熱交換コイルは、貯湯槽の下の方に付いているので、OMソーラーの床暖房のように、貯湯槽の水全体を均一の温度にしていきます〔(1)〜(5)〕。 ![]() このとき、加温された貯湯槽内の水が膨張して圧力が高くなると逃がし弁から少量の水が排出されます。 ちなみに、OM制御盤では湯温センサを追加取り付けすることで湯温を表示させることができます
(DOM型制御盤では標準で付いています)。センサは、現場で貯湯槽の上部に取り付けます。湯温表示によって、お湯採りを実感して楽しむことができるとともに、やけど防止、不具合の発見にも役立ちます。 ところで、「お湯採り」というと夏の働きのように思いがちですが、OMソーラーの住まい手の中には、冬でもお湯採りをされる方がいらっしゃいます。通常、1月、2月の厳冬期には、集熱した熱い空気を暖房に優先して利用するのが一般的です。ただ、断熱気密性能がよい家で、室温が十分になる日には、暖房しながらお湯採りを行うことも可能です。 この、冬のお湯採りには、蓄熱と室温の維持だけにでは多すぎる集熱を、お湯を採ることによって室温が高くなりすぎないように調整する役割を果たしています。 会員のみなさんの声お湯採りについて寄せられた会員のみなさんの声を集めてみました。 基本を学ぶ会員さんからのお問い合わせについて、お湯採りの条件や使い方に対するアドバイスを事務局コメントとして掲載しています。 工夫して使うお湯採りというと、夏というイメージがありますが、地域や気象条件によっては冬でもお湯採りを行うことができます。 みなさんは、季節のモード切り替えは、どんな時期に行っていますか? 考える、話し合うお湯の採り方や冬のお湯採り、電気温水器についてなど、お湯採りにまつわるお話が満載です。また、後半では、省エネタイプの給湯機器について、今井毅さんがランニングコストの比較や計算の明細をご紹介くださっています。この「コスト試算」の詳細については、別ページでご紹介していますのでご覧ください。 なお、この話題が基となり、後日、今井さんのお宅で採用する給湯設備について、会員さんたちの間で内容の濃い議論が繰り広げられました。「『標準給湯器+定量止水栓』が実現不能に??」の投稿を最後まで追っていくと、今井さんが最終的にどういった設備を採用されたかが分かります。 その他オール電化とOMの組み合わせの話題をきっかけに、会員のみなさんからの関心が高い「電気温水器とOM貯湯槽の組み合わせ」のお話が出てきます。 現状は適合機種がないことや、両者の特性の違いから2つの組み合わせは検討段階にあり、両者を採用する場合は安全性や保証という面も考慮して別系統で配管をしていただいていますが、会員さんから、さまざまなご意見が集まっています。 事務局より今回は、お湯採りについてのお話を集めてみました。 お湯採りについては、そのしくみ、使い方、効果、感想、採れ具合、機種、周辺機器など幅広いテーマでご投稿をいただいており、こちらでご紹介したものはほんの一部です。紹介しているものも含め、これまでの投稿はVoice to Voiceのトップからキーワード検索できますので、どうぞ探してみてくださいね。 また、「お手入れ・点検」のページでは、お湯採りのしくみや貯湯槽の種類、貯湯槽のお手入れ方法などについてご紹介しています
。そちらもご参考ください。 |
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