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Voice to Voice > Voiceナビ:オープンな間取りオープンな間取り掲載:2005年9月2日
目には見えない熱と空気をデザインするOMソーラーの家では、広々とした空間が大きな特徴です。 OMソーラーは、一室だけを暖房するのではなく、家全体を暖めることを基本としており、暖められた空気が出来るだけ各部屋にいきわたるような設計がされているからです。 快適な温熱環境を保ちつつ、広々とした空間を実現するためには、空気の動きを読むことが重要です。 空気の動きについて空気の動きには原則がある。空気の動きには、大きく3つの原則があります。OMソーラーの家づくりでは、このような空気の流れをプラン上に見て、内部空間の微気候をしっかりと捉えながら設計を進めていきます。
「空気の動きの原則」を利用した設計(たて、よこで空間をつなげる)
空間と空間を完全に仕切るよりも、平面的または断面的にどこかで空気が出入りできた方が、暖かい空気が住まい全体に行き渡ります。また、空気の入り口だけでなく、戻り口も設けたほうが循環対流が促進されます。
よこ方向ガラリや欄間などから、隣室へ空気が流れる。
たて方向吹き抜けや階段などを伝って、上階へ空気が流れる。 【吹き抜けの空気の動き】吹き抜けがある場合には、暖かい空気が上に昇る性質が強くなります(OMソーラーの家づくりも、この性質を利用しています)。この現象を、「煙突効果」といいます。また、昇った空気の量だけ降りてくる空気がありますので、室内に循環気流が発生します。 このとき、外壁面などの冷えた面によって外気が冷やされて下降し、足もとを冷やす不快な冷気となります。この現象をコールドドラフトと呼んでいます。コールドドラフトは、上昇気流が強ければ強いほど、また外壁面(主に窓ガラス面)などから奪われる熱の量が大きいほど強く起こります。 ![]() 【コールドドラフトを和らげる工夫】コールドドラフトは以下のような設計の工夫で和らげることが出来ます。 ![]()
会員のみなさんの声間取りや吹き抜け、空気の流れについて寄せられた会員のみなさんの声を集めてみました。 ひまわり会アンケートより2004年9月に実施した「ひまわり会・入居者アンケート」より、設計に関する声をご紹介します。 コールドドラフト対策空気の性質がもたらす「コールドドラフト」は、悩ましい問題です。吉田幸二さんのお宅では、さまざまなコールドドラフト対策をされています。ドキュメント「現在進行形」のコーナーで、「わが家のコールドドラフト対策(その1〜その3)として詳しいレポートをいただいていますのであわせてご覧ください。 温熱環境について考えるOMソーラーの良いところは、ストーブやエアコンなどの局所暖房とは違い、「家全体を暖める」ということです。こちらの投稿では、OMの対象空間のことや、 温熱環境づくりにおける間取りの大切さについてが語られています。 空気の流れを見るOMソーラーの家によく似合うインテリアとして、空気流で動くモビールが話題になっています。広々とした空間によく映え、空気の動きも実感出来る優れものです。 間仕切りについて話し合う子ども部屋についての会員のみなさんのさまざまな声が寄せられています。空気の動きが重要なOMソーラーの家づくりでは、出来る限りオープンな間取りが良く、「お子様が小さいうちはワンルーム感覚で広々と住まい、大きくなった頃に間仕切りなどで子ども部屋を設ける」という住まい手の方が多いようです。また、「間仕切りの方法」では、それまで広く使っていた空間を実際に仕切られてみた会員さんから ご意見・ご感想をいただいています。 暮らしてみての声・ハガキから出来る限り広々と住みたいけれど、プライバシーも大事にしたい。そんなときに頼りになる「引き戸」の存在です。 事務局より家づくりを考えるとき、「間取りの数とその大きさ」から発想される方は多いと思いますが、日本の住宅において個室に分けるようになった歴史はまだ浅く、わずか30〜40年です。そして、室内を小さく部屋に間仕切り、ストーブなどで局所暖房する温熱環境づくりは、さまざまな問題―住宅内の温度差、結露やカビの問題、身体への負担、結露による住宅の短命化などを生む要因と言われています。 OMソーラーによる暖房法は、伸びやかで広がりをもつ空間や吹き抜けをつくることを可能にしました。すでにOMの家にお住まいの方はもちろん、これから家を建てられる方も、改めて 、開放的なOMソーラーの家の空間における熱と空気の流れに注目してみてください。 |
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